文学一筋 スンシン堂書店 

ポール・ベニシュー『作家の聖別―フランス・ロマン主義〈1〉1750ー1830年 近代フランスにおける世俗の精神的権力到来をめぐる試論』

書名:作家の聖別―フランス・ロマン主義〈1〉1750ー1830年 近代フランスにおける世俗の精神的権力到来をめぐる試論
原題:Le Sacre de l'écrivain, Romantismes français
著者:ポール・ベニシュー Paul Bénichou
訳者:片岡大右、原大地、辻川慶子、古城毅
出版社:水声社
ISBN:9784801000285
備考:2015年1月初版。帯。

帯文
フランス・ロマン主義の哲学的歴史

驚くべきこと、ほとんど奇跡とも思えることであるが、最初の羽ばたきのときには時代遅れのものに映ったこの偉大な業績は、時の流れを受けて今、永遠の空を飛翔している。
――フランソワ・フュレ(革命史家)

十九世紀前半、宗教的権力に代わり、世俗的な聖職者たらんとした詩人、文学者たちの「聖別」の過程を克明に追いながら、いかにして文学が高い精神的職務を担うよう求められるに至ったのかを論じる。フランス・ロマン主義を徹底的に解明する渾身の長大評論、第一巻。

目次
作家の行程――ポール・ベニシューへのインタビュー
作家の聖別
序論
第一章 世俗的聖職を求めて
 1 「文人」と新しい信仰
 2 〈啓蒙の世紀〉における詩人
 3 革命の危機
第二章 神聖詩人
第三章 イリュミニスムと詩――ルイ・クロード・ド・サン=マルタン
第四章 反革命と文学
 1 文人の失墜
 2 詩対哲学
 3 神聖詩人とキリスト教詩人
 4 感性と宗教
 5 「キリスト教精髄」あるいは感性的人間の回心
 6 反革命の両義性
 7 ピエール=シモン・バランシュ
 8 詩人の出現――ラマルチーヌの登場
第五章 自由主義派の貢献
 1 セナンクール
 2 初期ノディエと「瞑想者たち」
 3 世俗的スピリチュアリスム――美学
 4 ジェルメーヌ・ド・スタールとバンジャマン・コンスタン
 5 折衷主義――クザン、ジェフロワ
第六章 神智論者の詩学
第七章 ロマン主義革命
 1 王党派ロマン主義
 2 『フランス詩神』
 3 自由主義的ロマン主義――スタンダール
 4 自由主義者と詩
 5 統一ロマン主義、ノディエ、第二セナークル
 6 ロマン主義とフランス社会
第八章 偉大な世代の登場
 1 アルフレッド・ド・ヴィニー
 2 ヴィクトル・ユゴー
 3 サント=ブーヴ
第九章 一八三〇年と〈若きフランス〉
 1 若きロマン主義とブルジョワジー
 2 〈若きフランス〉またはプチ・セナークル
 3 ペトリュス・ボレル
 4 フィロテ・オネディ
 5 ジェラール・ド・ネルヴァル
 6 テオフィル・ゴーチエ
巻末の省察

人名索引
ポール・ベニシューとその時代(一) 片岡大右
訳者あとがき

PRICE

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